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証拠金計算表【エクセル】の使い方

2020年2月28日

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この記事では、証拠金計算表の考え方や使い方を確認しましょう。

証拠金計算表【エクセル】のデザイン

下は、証拠金計算表の一部を表示したものです。エクセルで作っています。

証拠金計算表

水色部分に文字や数字を入力すると、計算結果の数字が白地部分に表示されます。以下の4つです。

  • 建玉平均レート
  • ポジション数
  • 証拠金額(目安)
  • 想定損失額

この4つがあれば、証拠金額についての問題を解決できるのでは?と思います。

証拠金額と想定損失額の関係

上のサンプルを見ますと、証拠金額(目安)と想定損失額が大きく異なることが分かります。これらの単語の意味は、それぞれ以下の通りです。

証拠金額(目安):
入力した為替レート全てでポジションを保有する場合に、準備した方が良い金額の目安
想定損失額:
想定最低値(最大値)で損切りする場合の、損失額

エクセルの例では、米ドル円を105円~115円の範囲で買っています。

必要な証拠金額は、32万円台です。そして、105円で損切りするときの損失額は、17万円台です。

こうして見ますと、準備すべき証拠金額と想定する損失額には、大きな差があることが分かります。

エクセルの計算結果を見ないで考えると、この差を認識できないかもしれません。この点を知るだけでも、このエクセルは価値があります。

「準備すべき証拠金」=「想定損失額」と考えると、適切にトレードできない可能性があります。エクセル計算表を使って、間違いを回避してください。

証拠金は、いくら必要?

エクセルの例では、米ドル円を105円~115円の範囲で買うことにしています。結果、必要な証拠金の目安は、32万円台となりました。

この数字を、どう見るか?です。

手元資金が大きい場合

「必要な金額は意外に小さく、資金に余裕があるなあ」と感じる場合、以下の2つが選択肢になるでしょう。

  • 1取引の数量を増やす
  • 取引範囲を広げる

取引数量を増やせば、利食いしたときの獲得額が大きくなります。

取引範囲を広くする場合は、為替レートが大きく動いても、損切りしないで取引を継続できます。どちらが良いかは、トレードする人の好みによるでしょう。

証拠金計算表を使えば、取引数量を増やす場合も取引範囲を広げる場合も、証拠金はいくら必要か、簡単に分かります。

手元資金が不十分な場合

逆に、32万円も準備できないなあという場合は、以下が選択肢になりそうです。

  • 取引範囲を狭くする
  • 別の通貨ペアで取引する
  • (証拠金不足を承知で)構わず取引する

いずれを採用する場合も、準備したい証拠金額を簡単に把握できます。

なお、「構わず取引する」はリスクが高めですが、可能ではあります。

例えば、手元資金は30万円だとします。2万円足りません。しかし、証拠金不足が現実になる前に、2万円を利食いで確保できると考える場合です。

この選択肢を採用する場合、チャートを読む力を試されることになります。

その他の有効な使い方

その他、こんな使い方もできます。

「取引している途中で、特定のポジションを損切りするとしよう。この場合、必要な証拠金はどれくらい減るだろう?」

という試算が、簡単にできます。

逆に、ポジションを増やしたら、資金はどれくらい追加すべきだろう?というのもサクッと分かります。

とても使い勝手が良いです。

メモの重要性

なお、このエクセルには、メモ欄を作っています。これは、取引開始時に何を考えていたか、どういう方針で取引するか、などを入力する欄です。

リピート系注文は、取引開始から終了まで、比較的時間を要します。

1か月~3か月というのは、珍しくないでしょう。1年以上になる場合も、あるでしょう。

すると、取引開始時に考えていたことを、忘れてしまいます。その結果、当初予定とは異なった行動に出てしまうかもしれません。

以下は、例です。

リピート系注文で、証拠金が50万円増えた。大幅円安になったけれど、取引を続けよう(当初予定では、円安水準の取引は見送るはずだったのに…)
為替レートが、面白くない位置に来た。でも、利食いを繰り返しているし、損切りは止めよう(当初予定では、損切りすべきだけど…)

取引開始時の思考をメモとして残しておけば、予定外の行動をして損失で終わってしまう、という例を減らせることでしょう。

ゆったり為替が実際にトレードする際にも、メモ欄を頻繁に使っています。

メモは是非とも使ってほしい

このメモ欄は、とても有効です。と言いますのは、以下の通りだからです。

最初にメモを書くときは、まだ取引していません。すなわち、冷静に判断できます。
取引途中で考える場合、確定益や含み損益があります。すなわち、合理的な思考でなく、感情的な思考になる可能性があります。

取引途中で、当初予定と違うことをしたくなる場合があるでしょう。

この場合、合理的な思考に基づいているのか、感情に基づいた思考(もっと儲けたい、損切りしたくないなど)をしているのか、自分に問いかけてみてください。

この証拠金計算表は、証拠金の計算をするためのものです。しかし、それ以上の効果を見込むことができます。

応用的な使い方

また、下のリンクの記事では、証拠金計算表の応用的な使い方をご案内しています。

この方法を使うと、取引途中で損切りしても、今までの利食いと合計したら勝利で終われるか?が分かります。

「これからの相場は、雲行きが怪しそうだ」という時に活躍します。

ひたすら取引して「大勝ちか、それとも大負けか?」の勝負を挑む必要はなく、「ちょい勝ちでもOK」という感じで相場から離脱することができます。

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